書の道草 2 |
◇ 私の自由詩 ◇ ・・・・・・・ 増田艸亭 |
=下記の自由詩、第16回滝野川文化センター祭に出品= 〔出会えて〕 ほっとする人に出会えて、嬉しかった! 人の世、捨てたもんじゃない。 (2008年 6月 :艸亭) 〔一度きりの〕 たった一度きりの人生、後戻りできない、その一日、一日を大切に! (2008年 6月 :艸亭) 〔この悦び〕 一生かけて、好きな事に没頭できる、この悦びと幸せ! (2008年 6月 :艸亭) 〔やり直し〕 良くも、悪くも、私の選んだ道、駄目だったら、もう一度やり直し。 (2008年 7月 :艸亭) 〔九十九里浜〕 広い砂丘と松林の九十九里浜、父や母の故郷を想い懐かしむ。 (2008年 7月 :艸亭) 〔清々しい〕 都会を離れ、窓から清々しい山々を仰ぐ、この爽やかさ! (2008年 7月 :艸亭) 〔思いつつ〕 控え目が一番と、思いつつ、それが出来ない私! (2008年 7月 :艸亭) 〔へそ曲がり〕 素直がいいと、自分に言い聞かせているのに、 ついつい意地を張る、へそ曲がり。 (2008年 8月 :艸亭) 〔前向きな人〕 思慮の無い頑固者は嫌だなあ、飾らないで いつも前向きな人は好いなあ。 (2008年 8月 :艸亭) 〔心の底から〕 心の底から、ありがとう、ご免なさい、と言える人は素晴らしい。 (2008年 9月 :艸亭) 〔アルプスの山々〕 人生観の道標となった、雄大なアルプスの山々、北岳や穂高連峰 そして白馬岳・・・ 過ぎし歳月、今ふたたび登りたい。 (2008年10月 :艸亭) 艸亭(雅号印) |
〔風に吹かれる〕 銀杏の落ち葉を敷きつめた芦花公園、 風に吹かれる枯葉、移り変わる物寂しさよ。 (2008年12月 5日 :艸亭) 〔此の世の矛盾〕 真の実力を追いやり、偽りの実力が蔓って幅を利かす、此の世の矛盾。 (2009年 2月12日 :艸亭) 〔書の古を思う〕 王羲之ゆかりの地、蘭亭曲水の宴を訪ね、書の古を思う、感動また感動。 (2009年 5月23日 :艸亭) 〔旅っていいなぁ〕 金糸梅の花ふれる頃、小躍りして訪ね歩く、旅っていいなあ。 (2009年 6月10日 :艸亭) 〔努力の慾〕 人は種々の慾を持つが、“努力の慾”は 大切な物のひとつ、慾の塊でありたい。 (2009年 7月 6日 :艸亭) 〔ドクダミ〕 あまり好かれないドクダミ、近づいて見るとお洒落な 白い花を咲かす、癖のある匂いも個性があっていい。 (2009年 7月 7日 :艸亭) 〔夏のそよ風に〕 此処は古里、夏のそよ風に揺られ 懐かしい板橋のプラットホームで電車を待つ。 (2009年 7月 7日 :艸亭) 〔自然はいい〕 自然はいい、無理して飾らない、そんな景色を心に留めて。 (2009年 7月 9日 :艸亭) 〔神流のまち〕 神流川に誘われ、すすきの穂が揺れ、 山あいの段々畑、長閑し、神流のまち。 (2009年10月11日 :艸亭) 〔木々の紅葉〕 木々の紅葉に吸い込まれし、カメラのシャッターを押す、深き空。 (2009年11月17日 :艸亭) 〔いしぶみ〕 月日の流れ、私を導いた富岡の地、いしぶみと紅葉映える大塩湖。 (2009年11月26日 :艸亭) 〔澄んだ冬の空〕 真っ青に澄んだ冬の空、景色の輪郭がすっきり、 世の中も、濁りのない空のようだったら。 (2009年12月18日 :艸亭) 〔冬の旅〕 冬の旅を癒す、指宿の砂蒸し風呂、南国情緒を味わう月明かり。 (2009年12月24日 :艸亭) 〔新しき年〕 新しき年の願い事、手をあわせ、今年も健やかに初詣が叶った、しあわせ。 (2010年 1月 1日 :艸亭) 〔大空に〕 大空に向かって、飛行機雲のように、でっかい文字を書いてみたい。 (2010年 1月27日 :艸亭) 〔躓〕 誰しも一度や二度、人生の躓を経験する。 それを許す人あれば、そうでない人、これは性格差により 仕方ないのだが、心の温もりで救われる時もあるのに。 (2010年 2月23日 :艸亭) 〔忍野〕 甲斐の旅路、父の面影を偲び、再び訪れし忍野の湧池、辺りは雪景色。 (2010年 3月10日 :艸亭) 〔若葉に〕 柔らかい日ざしから、可憐な木々の若葉に見ほれ、心和らぐ。 (2010年 3月16日 :艸亭) 〔桜花〕 待ち遠しく、名残惜しい桜の花。ぱっと咲き、ぱっと散っていく。 (2010年 3月25日 :艸亭) 〔いつの日か〕 どしゃ降り雨、ずぶ濡でも、へこたれない、いつの日か晴れるから。 (2010年 3月27日 :艸亭) 〔熟して〕 多忙の中を駆け抜け、そして目的に向って熟(こな)していく。 (2010年 4月 1日 :艸亭) 〔みほれて〕 華やかと儚む、桜の花にみほれて ・・・・・ (2010年 4月 3日 :艸亭) 〔湯けむり〕 草津ゆもみの味わい、自然な光景に触れし心行く、西の河原の湯けむり。 (2010年 4月14日 :艸亭) 〔面白い人〕 面白い人って素敵だ、人を退屈にさせない知恵と魅力が満ちているから。 (2010年 4月20日 :艸亭) 〔喰わず嫌い〕 喰わず嫌いは、進歩の妨げなり。 (2010年 4月25日 :艸亭) 〔水溜り〕 雨の水溜り、思い切り遊ばせ、 無邪気に喜ぶ我が子の姿、今は子を持つ親に。 (2010年 4月25日 :艸亭) 〔直向に〕 人の一生は長いようで短し、命のある限り ひたむきに生き、楽観せず悲観せず。 (2010年 4月27日 :艸亭) 〔小才〕 小才と心配りが、自然でありたい。 (2010年 5月13日 :艸亭) |
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