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臨書態度


◇創作するうえで不可缺な臨書態度◇


形臨・意臨・背臨の三つの要素を一巡し、それらを繰り返し学書する


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               筆字は誰でも書けます。 これが直ちに“書”とか書道と言うわけには
               いきません。 本質的な 書 ・ 書道 は深遠なもので、深く 研究し修得
               しなければ優れた書は書けません。 そして先人の残して
くれた財産
            
  を引き継ぐことも出来ません。


            ●臨書−手本を見て習うこと、特に古典を見て習うことに限定する。

                      <臨書態度>
                 ◇形臨 字形や用筆の細部までも原本に忠実に表現する。
                 ◇意臨 特徴的な趣を特に強調して表現する。
                 ◇背臨 臨書のあと原本を見ないで暗書する。


            ●創作− 臨書によって修得した 表現の原理や
技法を自ら 創意工夫
                  する表現。
創作は 臨書研究を経ないでも出来るが、 しかし
                  一人よがりに なりやすい。
臨書によって書の美の体験を深
                  めることを通して、創作に確かさと豊かさがもたらされていく
                  臨書の後、その表現原理や技法を生かして行う創作を倣書
                  という古典を生かした 着実な創作体験を 積みながら、自由
                  自在な個性的創作へと進めていくのが一般的階梯である。





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