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法 帖 E

◇ 鄭道昭−鄭羲下碑 ◇


鄭道昭(?〜516)は北魏の河南開封の人。字は僖伯。幼時より学問を好み、孝文帝に仕え、山東掖県に
赴任したのだが、このような北方の地にありながら南朝系の書を遺している。 鄭羲下碑は父鄭羲の事蹟を
後世に伝えるため、 山東掖県雲峰山に崖石を選んで刻したもの、 先に天柱山に刻したものを上碑と呼ぶ。
下碑の方は、字がやや大きく、51行、毎行29字。 1字約6センチ余りで1300字余りからなる大摩崖碑で
ある。円筆でのびやかに、ゆったりした構えをみせている。









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