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自由詩(自詠)L

◇気儘な自由詩をつくり、その詩を書いて楽しむ−増田艸亭◇



<題名:いつの日か>
 麻布周辺で詠む。

『 通り慣れた麻布界隈、木々が秋の装い、二の橋から古川を眺め辺の公園で一休み、いつの日か此の地を懐かしく想うことだろう。』


  <題名:薄ら寒き> 季節感を詠む。                    <題名:雨がしとしと> 至福感を詠む。
          
    『 心に沁みる薄ら寒き秋、眩い真夏の太陽が恋しい私。』            『 雨がしとしと降る夜長、墨を磨り筆を手にとる、至福のひと時。』


<題名:母の声柄> 鶴岡で詠む。

『 燈台躑躅の葉が真っ赤に色染めし頃、一生を閉じし、庭先で楽しむ母の声柄。』


<題名:片隅の薔薇> 庭先で詠む。

『 目立たなくても庭の片隅に、立派に咲く真っ赤な小さい薔薇の花、みほれしカメラのシャッターを押す。』


<題名:結果通知> 心裏を詠む。

『 切望が過ぎれば落ち着かず、期待せずに待っていれば落ち着く。』






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