書の道草 4 |
◇ 私の自由詩 ◇ ・・・・・・・ 増田艸亭 |
〔復興の道は〕 掛け替えのない我が国、不幸にも未曾有の大災害、 復興の道は険しくも、皆の底力で克服を。 (2011年 4月 2日 :艸亭) 〔自然界に〕 自然界に想定外は無い、いつ何が起るか分からない、用心すべし。 (2011年 4月 5日 :艸亭) 〔縋ってお祈り〕 天災は神も仏もないのか、人間の無力感が過ぎる、 歓喜院に縋ってお祈り。 (2011年 4月13日 :艸亭) 〔心優しさに〕 天皇・皇后両陛下、各被災地に訪問され、それぞれの 避難住民への激励、心優しさに・・・ 心打たれし希望かな。 (2011年 5月15日 :艸亭) 〔片隅の薔薇〕 目立たなくても庭の片隅に、立派に咲く真っ赤な小さい 薔薇の花、みほれしカメラのシャッターを押す。 (2011年 5月21日 :艸亭) 〔融合〕 融合した人の知恵と生活、自然に逆らうこと莫れ。 (2011年 5月25日 :艸亭) 〔この佳日〕 サルサダンスで結ばれし、この佳日、幸せ噛締む、剛きひと と 聡きひと。 (2011年 6月11日 :艸亭) 〔専門ぶる〕 的外れな御節介、体を為さずして専門ぶるは、 身の程知らずの厄介な代物なり。 (2011年 6月15日 :艸亭) 〔追想〕 アルバムをぱらぱら、幼き時と若かりし頃、 顧みてそっと憶えし俤溢れる。 (2011年 6月27日 :艸亭) 〔一理〕 俗に謂う、自分勝手な人ほど、一理を教えて貰うこと有り。 (2011年 6月30日 :艸亭) 〔結果通知〕 切望が過ぎれば落ち着かず、期待せずに待っていれば落ち着く。 (2011年 7月 6日 :艸亭) 〔あなたの一言〕 あなたの一言が嬉しかった、あなたの一言に救われた、 あなたの一言で輝いた、あなたの一言・・・ 言葉って大事なんだなぁ。 (2011年 7月 8日 :艸亭) 〔後悔〕 先人の知恵と教訓を知り、守らなければ後悔先に立たず。 (2011年 7月10日 :艸亭) 〔紺碧の空〕 雲ひとつ無い真夏、澄みきった紺碧の空、 おもいっきり海で泳ぎたいなぁ。 (2011年 7月17日 :艸亭) 〔精一杯〕 上を臨まず、下を臨まず、持てる力から精一杯。 (2011年 7月19日 :艸亭) 〔じれったさ〕 何から何まで間遠い事が多いこの世、じれったさと共に生きる。 (2011年 7月20日 :艸亭) 〔自然が一番〕 何事も自然が一番、逆らうと可笑しくなる。 (2011年 7月24日 :艸亭) 〔国の舵取り〕 舵取りの上手い船長は居ないのか? よき政治を、国民の一人として待ちあぐむ。 (2011年 7月26日 :艸亭) 〔熱中〕 使い切れない人間の脳、何かに熱中し、働かせたいもの。 (2011年 7月30日 :艸亭) 〔傍に〕 あなたが傍に居るだけで、楽しく心の通う幸せ。 (2011年 8月12日 :艸亭) 〔深い〕 人間的に愛される、深い情趣でありたい。 (2011年 8月17日 :艸亭) 〔その日その日〕 人間それぞれの生涯、その日その日を大切に、 いつ絶えるか分からない命。 (2011年 9月 8日 :艸亭) 〔時めく〕 ぐうたら駄目だね、目的を持って時めかなきゃ、 この世に生まれ勿体ないね。 (2011年 9月12日 :艸亭) 〔浮き沈み〕 物事は好調と不調の浮き沈み。 (2011年 9月15日 :艸亭) 〔あだ〕 善かれとした事が徒となる遣瀬なさ。 (2011年 9月23日 :艸亭) 〔我儘〕 頑なに認めないは過ぎたる我儘から。 (2011年11月15日 :艸亭) 〔濁りなく〕 幼子の目は透き通って、心に濁りなく無邪気で愛らしい。 (2011年11月19日 :艸亭) 〔年波〕 一つ年波を迎えし人生の節を思う、万事竹のような弾力心でありたい。 (2011年12月27日 :艸亭) 〔ありがとう〕 あなたが諭してくれました。 りくして元気になれました。 がぜんと勇気が出てきました。 とうとう困難を乗り越えました。 うれしい貴方の御恩を忘れません。 (2012年 2月 1日 :艸亭) 〔過剰〕 自分が絶対だと言い切るは、思わぬ過剰の落とし穴あり。 (2012年 2月 4日 :艸亭) 〔外界の心〕 よき外界の社会がいつ来るのやら、 道徳心や羞恥心や譲り合い精神が、 近ごろ薄らいでしまった現代の世。 (2012年 2月 7日 :艸亭) 〔昔の路を〕 昔の思い出がいっぱい詰まっている、 此の路あの路ふたたび歩いてみたい、 誰かさんと誰かさんと誰かさんとで。 (2012年 2月13日 :艸亭) 〔四季〕 新緑うきうきの春、 太陽ぎらぎらの夏、 紅葉らんらんの秋、 空色しんしんの冬。 (2012年 2月16日 :艸亭) 〔欲の違い〕 貪欲に学ぶ人は好いが、欲深な人は身勝手なり。 (2012年 2月17日 :艸亭) 〔スランプ〕 二流三流に不調は無し、努力不足に他ならない、不調は一流のみ与える。 (2012年 2月20日 :艸亭) 〔笑顔で〕 心からの笑顔を絶やさず、人間として磨いていこう。 (2012年 3月 5日 :艸亭) 〔解け合う〕 夢さら許さじの心よりも、ゆとり綽綽の解け合う心。 (2012年 5月 1日 :艸亭) 〔しょき〕 我が一生のうち、庶幾くこと多し。 (2012年 5月 9日 :艸亭) 〔爪草〕 小さな白い花を咲かす爪草、迚もかくても可憐に美しい。 (2012年 5月15日 :艸亭) |
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書法研究・聿修會(いつしゅうかい)
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