筆耕雑記

「書道」 と 「毛筆筆耕」 は分野が 異なります。
但し「筆」などを用いる点がやや共通している。

itusyukai (戻る)

( 活字の現代社会、伝統文化でもある毛筆手書き文字を、ことさら大切にしたいと願っている ) 


= 書 道 用 語 =

< 写    字 >
書写ともいい、文字を書き写すことである。古来写字は文字そのものを習う、すなわち文字を知る文字を
美しく書く(古典の臨書)ために行うとともに一方 「写字此是学」 の語が 示すように敬んで字を写すことに
よって写字の業それ自身が既に修養の学となされてきたのである。書写指導における人間形成の意味も
このあたりから考えられる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< 分かち書き >
かなやローマ字で文章を書く場合に多いが語句を読みやすくするために句読点を打たずに離して書くこと
をいう。 分け書き、分別書きともいう。日常文では、漢字がわかち書きの役を保っているようなものである
から、わかち書きの必要はない。小学校の低学年の教科書には、このわかち書きが行われている。・・・・
”ぼくは がっこうに いくのが たのしい” のような書き方で単語を離して書く書き方もある。・・・・・・・・・・・

< 右    筆 >
筆をとって文を書くこと。  身分が武士であって文書をつかさどる役をいう。武将は手紙などをこの右筆に
書かせた。 祐筆とも書く。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< 書    跡 >
文字をかいた筆のあと。 または手書きした文字のこと。 筆跡、手跡なども同類である。 書蹟とも書く。





「心の贈り物」 〜 毛筆手書き文字

書法研究・聿修會(いつしゅうかい)