ことばの書窓@
自然美は飽きない味わいがあり、
人工美はその時だけに過ぎない。
書の表現は、
自然さを損なわない趣が不可欠。
平成 5年 1月
自信を持つことは、大切であるが
深遠な書の道は、何人でも、謙虚な態度で学習する事を
忘れてはならない。 登頂を目指して
未だ登山口の入り口に足一歩、踏み出したばかり。
平成 5年 2月
道を開くには、
聊娯の境地になる事である。
平成 5年 6月
専門家は勿論のこと、其以外の誰が見ても
慊焉を持たせる好印象の作品が書けたら
最高・・・・・
平成 5年 9月
聿修は、古碑 ・ 古法帖、肆目の限り、
手に筆をとり、腕に託す。
平成 5年11月
筆は用筆法を。
墨は磨墨法を。
紙は選別法を。
硯は手入れ法を。
平成 5年12月
文莫に技法を磨けば碩茂となる。
平成 6年 1月
活字の文字は、何故か味気ない。
何気なく書かれた素朴な書に
出合った時、心を打つ。
平成 6年 3月
都会風の書より、田舎風の書の方が、
いつ見ても、飽きない。
平成 6年 5月
じっくり古典の趣を観察し、焦らず
ゆったりと親しみ持って、楽しく
そっくり丁寧に、一枚づづ書けたらいいと思う。
平成 6年 4月
☆ 聿修 ( 機関紙 :平成元年1月号 〜 平成7年 2月号迄 ) のなかに毎月連載した 「言葉の道草」 は
艸亭が体験の中で得たこと、感じたことを言葉で書き記したものです。
・・・・・これから書を学ぶ方への道標になればと思います。
書法研究・聿修會(いつしゅうかい)
恒心を持ち、三省を行ない、日新して、
知足をわきまえ、飛躍を、現成する。
平成17年 1月
itusyukai
墨を磨り、筆を手に取り、紙に向かい、
親しみをもって書く、無上の味わい。
平成20年 1月
心豊かに書道芸術を楽しみ、手書き文字のよろこびに浸る。
平成20年 5月
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以後書き加え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
書の真髄、筆使いから始まり、そして筆使い。
平成20年 9月
上達を望むには、片意地を捨て、前向きな心を。
平成21年 9月
稚拙が漂う書は、人の心を惹付け、奥深し。
平成21年10月
理屈より、学書を蓄積し、作品で語る。
平成22年 2月
喰わず嫌いは、学書の妨げなり。
平成22年 3月