執筆法−筆の持ち方

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書法研究・聿修會(いつしゅうかい)

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<撥鐙法> ( 最も正統的な執筆法 )

[ 一般的な執筆法 ]

筆を持って字を書くにはまず指を使う。
5本の指は字を書く時 それぞれ一定
の役割りを果たす。  この5本の指を
どのように操るか、それが指法と呼ば
れるものである。 中国書法における
筆の持ち方の特色は、4本の指で
筆管を押さえ、小指は直接 筆管には
触れず補助的 役割りを果たすだけと
いう点にある。

身法(書く姿勢)によっては、変わりますが
古来からある撥鐙法は左図の通りです。
執筆法は何種類もあり。人によって異なり
撥鐙法 (はっとうほう) は絶対的なもので
ない。 過去の優れた書き手にはその人な
りの執筆法があった。 例えば宋代の蘇軾
や清代の何紹基などがいた。

※当会では中国書法の
  執筆法 ― 撥鐙法で
  指導。  
  増田艸亭

その他の執筆法に
「三指執筆法」・「平覆執筆法」
「捻管執筆法」・「提斗執筆法」
などがある。  筆管の形状や
書写する字体の諸相に、適応
させようとして生まれた方法で
ある。

増田艸亭画

◆書の解説1◆

◆書の解説2◆

◆書の解説3◆

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