法 帖 C |
◇ 祝允明−草書詩巻 ◇ |
祝允明(1460〜1526)は明時代の能書家。江蘇長洲の人。字は希哲、号は枝山、弘治五年(1492)
挙人となり、応天府通判となる。 幼時から書技にすぐれ、楷行草各体をよくしたが、とりわけ 鍾ヨウ流の 小楷は 明代第一の称があった。 また草書、狂草に長じ、晩年には 天真爛漫の境地に到達した。 この 書跡は詩題 「鍾山」 以下 “七言律詩九首” を書いた長巻。 流麗な 草書体から 狂草体に及ぼうという 奔放さを示したもので、おもうがままに円熟の筆を揮っている。 |
<國立故宮博物院蔵品> |
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